波乱要因 2005 1 5

 やはり、個別株にとって、日経平均株価は波乱要因です。
たとえば、アメリカの株式市場が大幅に下げると、
たとえ優良株でも、大きく下げて始まります。
 こうした場合は、優良株を安く買うチャンスでしょう。
ですから、分足チャートの様子をよく観察して、
株価が底堅くなってきたら、買うチャンスとなります。
これで、実際に買う人も多いでしょう。
 ところが、そこで、日経平均株価が、もう一段下げると、どうなるか。
分足チャートや板情報で、本日の底値と判断して買ったのに、
さらに底が割れて、株価が下がります。
 これでは、一生懸命、分足チャートや板情報を判断したことが、
まったく無駄になってしまいます。
 日経平均株価が、日中、どう動くかは、誰も予想できません。
これは、競馬の予想に近いものがあります。
「分足チャートや板情報の判断」+「競馬の予想に近い日経平均株価」
これでは、運や勘の強い人しか勝てません。
個別の株価を、日経平均株価に連動させるのは、やめましょう。
 さらに、アメリカの株式市場が、どう動くかは、誰も予想できませんので、
個別株にとって、波乱要因が、二つあります。
「アメリカの株式市場」と「日経平均株価」。
 これでは、誰も勝てなくなりますので、
個別株を、指数に連動させるのは、やめましょう。
 あきれたことに、仕手株までも、日中の動きが、
日経平均株価に影響されることがあります。































トップページへ戻る

過去の記事コーナーへ戻る